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インテリアプランニングのブログ

ペットは”いのち”

最近ペット可というマンションが増えてきました。
猫が飼いたいんだけどどうすればいいの、とか、マンションで大型犬を飼うには何が問題?
、といったご相談も増えてきおります。

ペットは可愛くて、日々の疲れやストレスを癒してくれます。

子供達が独立されて、ご夫婦だけの暮らしの中では、ペットが子供の役目を果たし、
時には、夫婦の喧嘩を仲裁し、最悪な関係に陥るのを防いでくれたりもします。

でも、はじめてお買いになるなら、ペットショップへ向かう前に、少しお考え下さい。

年間28万頭。昨年一年間に保健所などで殺処分された犬や猫の数です。
そのほとんどは、いい加減な気持ちで飼い始めたり、犬や猫についての知識が無いため思わぬ
トラブルを解決できず、飼えなくなって捨てられたのではないかとおもわれます。

犬や猫は、すべて大人しくいい子でいたずらをせず、こちらが可愛がりたい時だけ
甘えてくるわけではありません。

犬や猫の習性、そして一頭一頭それぞれの性格を知ることや、問題ある行動の矯正の仕方、
人とペットがそれぞれストレスにならない方法を予め知っておくことが大切と思われます。

朝昼晩の食事はもとより、うんちもすればおしっこもする、犬なら毎日の散歩、猫なら爪研ぎ、
ペットにとって当たり前の自然な行動が人間にとっては結構厄介な仕事やストレスになります。
逆に思いどおりにさせなければ、ペット達にとってストレスになるのです。

はじめてお飼いになる方は、ほとんどそのへんの大変さについてご経験が無いわけですから、
実際トイレの躾けがうまくいかなかったりすると、”何この子、バカじゃないの!”となったり、
ご自分の大事なバッグで爪研ぎされて”キャー、私のグッチに何するの!”となったりするのです。

トイレのしつけ方や、爪研ぎ場所を始めから作っておくこと、大事なバッグなどはすぐに猫の
届かないところへしまうこと(猫はどんな高いところへもいけるので、安全なのは家具の中など)
などを知っていれば、このような衝突は起こりません。また、起きたとしても人間の方が、
私が悪かったのだから仕方が無いと諦められるのです。さらに同じ猫でも10頭いれば10とおり
の性格があり、それぞれ同じ対処法を当てはめるわけにはいかないということも知る必要があります。
のんびりやで手がかからないのもいれば、家の中を壁から天井まで使って走り回り障子も襖も
あっという間に穴だらけにしてしまう元気者もいます。(乱暴猫への対応はひたすら忍耐。そして、
こわれるものは徹底的に隠し、壊していいものしかおかないという徹底作戦)
 

ペット達と安全で楽しく暮らすためのリフォームノウハウはたくさんありますが、何より大切なのは、
ペットだって同じ命だという心で接し、最後まで飼い切る覚悟を持つことではないかと思います。
動物を飼うということは、その子に対して責任を持つということです。
貴方はその子を選べますが、その子は貴方を選べないのですから。

そしてお飼いになる決心が固まったらご連絡下さい。
その子と楽しくお暮らし頂くためのリフォームプランを心を込めてご提案させて頂くつもりです。

住宅版エコポイントその2

住宅版エコポイント制度がスタートして何ヶ月か過ぎました。

新築は順調のようですが、リフォームではなかなか伸びていないようです。

原因はいろいろあるようですが、業者サイドからは申請書類の多さや手続きの面倒臭さから、

”正直言ってあまりやりたくない”といった声も聞こえてきます。

鳩山元首相のかかげた低炭素社会実現政策の一環でもあるわけですが、

利用者である消費者にとっては、エコ家電のような魅力が感じられないのかもしれません。

景気の先行き不安から、今あまりお金をかけたくないという空気もあるでしょう。

 

前にも書きましたが、制度自体にも少々わかりにくいところや、なんで?

といいたくなるところがあります。

 

例えば、エコリフォームと一緒に行えばバリアフリー工事にもポイントがつきますが、

バリアフリー工事単独ではポイントはつきません。これって不思議と思いませんか?

だって、もし省エネ性能は充分だけど、身体が弱ってきたため手すりが必要になった方

はエコリフォームの必要は無いわけで、少々なエコリフォームでは劇的な改善の難しい住宅

でも、1箇所窓を交換すれば、バリアフリー工事にポイントがつくということになり、前者

の方は釈然としないと思います。

 

そのバリアフリー工事でもおかしなところがあります。

浴室・トイレ・洗面所・居室・廊下にそれぞれ手すりを設置すると、5000X5=25000ポイント

もらえるのですが、3つの居室に設置しても、廊下が長くて10メーター設置してもそれぞれ

5000ポイント合計10000ポイントしかもらえません。つまり箇所数や設置量ではなく、

ただの記号にしか過ぎない空間の名前(区分)一つに対して一つの単位のポイントしか与えない

という、いかにもお役人的な不思議な発想なんです。

施工をする方にしても、工事の量や金額に対応してないからお客様に説明しにくいですよね。

 

せっかく高邁な理念から産まれた制度なんですから、また1000億円で打ち切るという枠もある

のですから、あまりせこい制限や条件などはつけず、施工量にみあったポイントがもらえる制度

にできなかったのかと思うのですが、皆さんはいかがでしょう。

ようやく日本も高性能サッシの時代

はじめて高性能サッシに出会ったのは,バブルが始まった頃。もう20年も前になります。

当時別荘を企画する仕事に携わっていて,カナダからだったかアメリカからだったか、

あちらのおしゃれな住宅を輸入しようということになり,待ち受ける建築現場に部材が

おろされた時のことです。

確かメーカーはアンダーソンだったと思いますが、その木製の上げ下げ窓はやけに無骨で安っぽく,

仕上げも粗く見えました。これが高級住宅の窓なのかとがっかりしたのを覚えています。

ところが、やがてツーバイフォーの躯体に組み込まれ、室内側にも屋外側にも化粧枠が取付けられ,

オイルステンが塗られると、すばらしく重厚でおしゃれな窓が姿を現したのです。

日本のアルミサッシしか見たことが無かったので,その美しさは圧倒的でした。

ことに室内側からみると,窓から見える外の景色が、まるで額縁の中の絵のようでした。

欧米には窓の文化の伝統があり,日本には窓の文化が無かったことを思い知らされました。

(昔の伝統的な家屋は障子や襖文化で,ガラスの入った窓の文化は有りませんでした)

 

さて,その後勉強してみると,その窓の性能の凄さにあらためて仰天しました。

ガラスはペアガラス(複層)で,ガラスとガラスの間には断熱性の高いアルゴンガス

が封入されていたのです。

さらに、木製枠はアルミに比べて1000倍も断熱性に優れていて,枠から熱が逃げるいわゆる

ヒートブリッジ現象も起きません。北欧製のサッシには扉を協力に引き寄せる機能で気密性を

高めるものまで有るということもわかり,日本の製品との性能の差に驚くことばかりでした。

これらの欧米製のサッシは、外と室内の温度差が30度あっても結露しないのが当たり前だった

のです。

窓がこのように高気密高断熱であることで,欧米の冷暖房コストが大変小さいこともわかりました。

 

このような優れた窓に比べて,日本のアルミサッシの何と貧弱なことか。当時はガラスは単板で

アルミの断熱性能は最悪、寒い日に暖房すれば結露するのが当たり前。さらにすきま風が入り放題の

住宅の省エネ性能は目を覆うばかりでした。

 

現在、日本のメーカーは,性能の点では欧米に比べて遜色のないサッシも生産しています。

ペアガラスも有れば,遮熱性能や紫外線対策をされたもの,アルミ枠の室内側に断熱性能の高い

プラスティック系の素材を採用するものなど,抱負なラインナップです(残念なことに,いまだ

主力商品は単板ガラスにアルミ枠)。

 

しかし、今でも日本人の窓の性能の重要性(省エネ性)に対する認識があまり高くなったとは

いえず、まだまだ高価なこともあって、高性能サッシが充分に普及しているとはいえない状況です。

 

今度の住宅板エコポイント制度で、サッシの性能の重要性を特筆して呼びかけることになったのは

本当に喜ばしい限りです。.

これによってサッシ業界も、自動車のように省エネ製品が主力商品となり、コストも下がって、

日本の住宅もようやく欧米並みの性能を持つことになっていくのでしょう。

私が日本と欧米の差を嘆いてから、ここへくるまで20年。感慨ひとしおといったところです。 

二つのテープ

テープというと、セロテープとかガムテープとかを想像されるのではないでしょうか。

いま、建築の、それも耐震という分野で注目すべき二つのテープが登場しています。

 

一つは、ビルや鉄道の高架などの柱に包帯(高延性材というそうです)を巻いて補強する

というもので、そのまんまですが包帯工法(正式にはSRF工法)といいます。

従来の方法でRC(鉄筋コンクリート)の既存ビルを耐震補強するには大変な費用とコスト

そして時間がかかりました。それが、耐震化が進まない理由といわれています。

 

この包帯を巻く方法では、ビルが完全に壊れないようにするというより、柱の中が壊れても

包帯のおかげで完全には壊れない(グシャっとつぶれない)ようにすることで、人命に被害が

出ない(避難する時間が稼げる)というところがミソのようです。

早い、安い、という点で、なかなか進まないビルなどの耐震化を促進する切り札となる

のではと期待されています。

 

もう一つは、制震テープ工法と言い、木造住宅の制震化を簡単に実現するテープです。

このテープの素材は粘弾性体という衝撃吸収材で、柱や梁(線材)と構造用合板(面材)の間に

挟むことで家全体をダンパー(衝撃吸収装置)にしてしまいます。

粘弾性体の特長は、これまで無かった種類の衝撃吸収性能で、ゴムなどのように衝撃を受けると

変形しその反動で跳ね返えるのではなく、衝撃を一瞬のうちに熱に変えて放出してしまうため、

衝撃を受けても跳ね返らないところにあります。(加えられた力が無くなると元の形に戻ります)

 

つまりこのテープを住宅の骨格と外皮の間に大量に挟み込むことで、地震のエネルギーを空中に

逃がしてしまいますから、建物へのダメージは大変小さくなるというわけです。

 

このテープも、包帯工法同様、従来の耐震改修工法に比べて格段に安く早くできることが最大の特長

といえるでしょう。

 

東海地震や東南海地震、平成の関東大地震などいつ起きてもおかしくないのですから、この二つの

テープのような手軽で安価な技術がもっと認知され、行政の積極的な応援が得られて、耐震化率が

グンと加速して上がるといいなと思っています。

「エコポイント制度スタート」

今日からブログ始めます。

チラシやホームページ用の原稿は慣れているのですが、日記的なものは少々苦手です。

 

なにを書こうか迷っていましたが、とりあえず、リフォーム関係で話題になっているものを取り上げてみようかと思います。

今一番の話題といえば、住宅エコポイント制度がスタートしたことでしょう。

とはいえ、エコポイント制度の詳細は、既に様々なメディアでお目にしておられると思いますので、

別の視点から感じているところを書いてみます。

今度の住宅エコポイントの第一の目的は、経済の活性化であって、

住宅関連ことにリフォーム業界の活性化が狙いの様です。

業界に身を置くものとして、それはそれで大変喜ばしいことでは有ります。

 

ただ、施工する側がいうのも変な話ですが、施工業者に任せなければポイントが

つかないというのは、CO2削減という目的からすればちょっと違うかな、思います。

つまり、断熱サッシを施工業者に頼めばポイントがつくけど、自分で買ってきて自分で取り付けたらポイントはもらえないっていうのは変じゃ有りません?

エコ推進の観点からはどちらももらえるようにすべきじゃないかなーと思ってしまいます。

 

なぜなら、今の日本では、自分の家を自分で修理する人はほとんど無く、

結局のところ業者に任せてしまう人が大半なのですから、何も自分で修理できる人をポイント制度の対象から外すのは、

いかにもお役人的発想といいますか、いじましいといいますか、セコいといいますか........

 

もっとおおらかな制度を考えられないんでしょうかねー。

 

建築行政でも、このような「えっ、なんで?」というような変な条件がつくことが結構あって、

おいおい、そんなお話もしていこうと思っています。

 

それでは本日はこのへんで。

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